コーヒーについて
世界で１番最初に作られたコーヒー
伝説によるとコーヒーはエチオピアの羊飼いのカルディという人物によって発見されました。羊たちがある赤い実を食べた後にとても元気になったのを見て気になったため、その実を食べてみました。するとたちまちエネルギーが湧いてきたのです。これが今、唯一無二の香りと味で世界中の人達を虜にしている飲み物の誕生の秘話なのでした。
ペルーでのコーヒー生産
ペルーには多様な気候が存在するため、海抜600~2500メートルの高さで北部、中部、そして南部でもコーヒーを生産することができます。そうして各生産地で様々な種類のコーヒーを作ることができるのです。
私たちのコーヒー
アルトカハマルカでのコーヒー生産はペルーの北部に位置するカハマルカ県のサンイグナシオとハエンの海抜1500~2200メートルの高さで行われています。
収穫時期と選別
収穫は6月から10月にかけて行われ、見た目をよく観察し官能試験を実施して成熟した実を選ぶことが均質なコーヒーを作るためにはとても重要です。また私たちのコーヒー生産者たちが品質と特徴を判断して選別し、それぞれの市場に送り出しています。
プロセスと乾燥
現在、私たちが提携しているコーヒー生産者たちは3つのプロセスでコーヒーを生産しています。
ウォッシュド
成熟した実は収穫した後に12時間以上、または皮に付着した粘液質が分離するまで水が入った専用の容器の中で発酵させます。そして綺麗になるまで実を洗浄した後に乾燥させます。
これがアルトカハマルカのコーヒーの伝統的なプロセスであり、かなりリスクが少ない方法です。
ハニー
このプロセスのおかげでさらにフルーティーで繊細な コーヒーを作ることができます。成熟したコーヒーの実を収穫したあと果肉を取り出して粘液質を残したまま乾燥させます。洗浄する必要がないため水の使用量を減らすこともできます。
ナチュラル
このプロセスは旬のフルーティな味のコーヒー、カカオコーヒー、深い味わいや香りがあるなどの特徴を持つコーヒー生産に衝撃を与えました。成熟した実だけを選別した後に実全体を乾燥させます。実を取り出したり洗浄したりする必要もないため水を使用する必要がありません。
乾燥
私たちのコーヒー豆はすべてビニールハウスまたは天日干しでアフリカンベットを使用して20~30日間、乾燥させています。
見た目の観察と官能試験
私たちが提携している生産者たちのコーヒーは品質管理を行っており、見た目の観察と官能試験を実施しています。
見た目の観察: 皮の色と香りを評価し、続いて生豆の耐久性、色、香り、大きさ、固さ、水分量、水分活性を確認します。
官能試験: 対象となるコーヒー豆は焙煎されており、純度を保ち、カップに注いだ時の評価、そして種類や特徴を確認するための試験です。
注記: すべての試験はスペシャルティコーヒー協会（SCA）とコーヒー品質協会の基準に従っています。
保管方法
私たちのコーヒーロットは品質を維持するために安定した温度管理ができる場所で湿度約11%を保ち、皮がついたままで保管されています。そのためお客様にお届けする前に皮を剥き、その後グレインプロと麻袋に入れて梱包します。
